「つくりかえ・本格メモリアルムービー」は、思い出シアターで作品を作っていただいた方のために、後日作品を低価格でリメイクするサービスです。ベーシックプランには標準で、その他のプランにはオプションでご利用いただけるサービスです。
大切な故人とのお別れを、思い出の詰まったメモリアルムービーで
弊社スタッフのひとりも、コロナで身内を亡くしました。70代の叔父でした。
子供の頃から可愛がってもらい、近年も年に何度か家族でお互いに行き来するような間柄。叔父の家庭菜園での芋掘り大会が楽しみでした。
告別式のとき、手元にあった叔父の写真を集めて数枚を家電量販店の高画質なプリントで出力し、額を買って納めて持参。喪主である甥に相談し、会場で飾らせてもらいました。
この時、「叔父さんの歴史を映像で皆さんに見ていただいたらよかった」との思いが。
生前元気だった頃は、なかなかそのような考えには及びませんでしたし、メモリアルムービーについて、なんの準備も行動もしていませんでした。
しかし、お葬式用のビデオを生前準備しておくというのも、なにか寂しいというか、終活という言葉がありますが、敢えてお葬式用のお別れのメッセージを収め、そのビデオをお葬式の時までしまっておいて、初のお披露目がお葬式というのも勿体無い気がしていました。
5名ほどの喪主経験者にお葬儀事情を伺っても、「打ち合わせや準備などの段取りで、お葬式の段階で写真を集めてビデオを作るのは難しい」との意見が。
そこで、「家族が元気なうちに、いい人生を歩んできた証としてのお祝いのビデオを作ればいいのでは」と思い至りました。
元々「自分史ビデオ」をいつか提供したいという考えと、「思い出シアター」という名称は10年ほど前から企画メモにも書いてありました。
ここで、つながりました。しっかりした自分史ビデオがあれば、お葬式用に5分ほどにリメイクするのは短時間で行えますし、何より故人の幼少から晩年までの歴史を網羅した本格的なもの。
記念ビデオの編集データは保管していますので、享年などのテロップを施し、作業自体は最短で半日ほどで完了。お葬式で上映することも可能です。
内容も本格的なもので、ご提供期間も短く済む「つくりかえ・本格メモリアルムービー」の発想は、こうして生まれました。
ご逝去後のメモリアルビデオにも
とはいっても、多くの場合は生前の自分史ビデオというものもなく、前述の叔父のように比較的突然亡くなってしまう方も多くいらっしゃるかと思います。
「思い出シアター」は、思い出を作品にして上映するサービスです。お葬式に間に合うかはわかりませんが、お別れの会や回忌法要や偲ぶ会などで上映なさる映像作品のお手伝いを最大限させていただきます。
この場合は、インタビュー撮影等のないスライドプランが良いかと思います。
会葬に参加できない方にも
ビデオを作成すると、遠方や都合によって会葬に参加できないご友人・知人などの方にも見てただくことができます。
冠婚葬祭についてコンパクトにする傾向にある昨今。
家族葬など小規模なお葬式の際にも、YouTubeの限定公開や、Vimeoなどのパスワードが設定できる動画配信サービスでエンディングビデオのURLを送り、遠隔から故人をお見送りいただくことができます。
終活・お別れのメッセージ…事前に収録〜エンディングバージョンへ
いわゆる生前メッセージのようなご利用方法もございます。
ベーシックプランやライトプランで記念のビデオをおつくりいただく際、ご希望であれば〝生前のお別れメッセージ〟を撮影しておくことも可能です。
本編では使用せず、弊社にて保管。エンディングバージョンへのリメイク時に使用することで、ご挨拶メッセージビデオとすることができます。