「自分史を残してみたいけれど、まだ早いだろうか」「親の人生を記録したいけれど、いつ声をかけたらよいのだろう」。そんなふうに、始めどきを迷っていませんか。人生の記録と聞くと、長い年月を振り返るものに感じられるかもしれません。でも、これまでの思い出を、今の声や表情と一緒に残すと考えたらどうでしょう。今回は、自分史を作る時期と、動画で残すという選択肢についてお話しします。
自分史を作るのは、もっと年齢を重ねてから?
自分史に関心はあっても、「定年を迎えてから」「70歳や80歳になったら」と、少し先のこととして考えている方もいらっしゃるかもしれません。
確かに、還暦や退職、古希などの節目は、歩んできた道のりを振り返るきっかけになります。家族が集まるお祝いに合わせて、自分史を作るのも一つの形です。
一方で、自分史は人生のすべてを語り終えるためだけのものではありません。今までどんなことを大切にしてきたのか。家族とどんな時間を過ごしてきたのか。「ここまでの人生」を、今の自分の言葉で残すこともできます。
そう考えると、「何歳になったら」という目安よりも、「この話を家族に残しておきたい」と感じたときが、一つの始めどきになるのではないでしょうか。
残したいのは、昔の出来事だけではないかもしれません
ご両親や祖父母の写真を見て、「このころは、どんな暮らしをしていたのだろう」と思ったことはありませんか。さらに上の世代になると、写真はあっても、声や話し方を知らないという方もいらっしゃるでしょう。
もし、その人が自分の人生を語る映像が残っていたら。何をうれしそうに話し、どんなところで笑うのか。出来事を知るだけでなく、その人を少し身近に感じられるかもしれません。
文章には、思いを言葉にしてじっくり伝えられるよさがあります。写真には、その瞬間の姿や風景が残ります。そして動画には、声や表情、仕草、話す間合いまで残せるよさがあります。
今の自分にとっては見慣れた姿でも、将来の孫や曾孫、その先の家族には、初めて出会う姿になるかもしれません。「いつか振り返るため」だけでなく、「今の自分を未来の家族に伝えるため」と考えると、自分史を作る意味も少し変わってきそうです。
「自分ではまとめられない」が、迷う理由になっていませんか
始める年齢よりも、実は作り方がわからなくて、先に進めないこともあるのではないでしょうか。
「文章を書くのは得意ではない」「何から話せばよいかわからない」「写真はあるけれど、一つの作品にするのは難しそう」。残したい気持ちはあっても、すべてを自分で形にしようとすると、大きな作業に感じられますよね。
そんなときに知っていただきたいのが、インタビューを通じて人生を振り返り、一本の動画にまとめる方法です。
思い出シアターの標準プランでは、ご本人へのインタビューを撮影し、お手持ちの写真や映像素材と組み合わせて、自分史動画を制作します。お話と素材をもとに、作品全体の構成や編集を行います。
自分史を作るために、ご自身で撮影や編集を覚える必要はありません。文章を書き上げる方法とは違う形で、「残したい」という思いを作品につなげられます。
親の自分史も、「話を聞いてみたい」から始められます
ご家族の記録を考えている場合は、「自分史を作ってみない?」と、どう切り出すか迷うこともあると思います。本人が乗り気かどうかも、気になりますよね。
「これまでの仕事の話を聞いてみたい」「私たちが小さかったころ、どんなことを考えていたの?」。まずは、家族として知りたいことを伝えるところからでもよさそうです。
その会話のなかで、「話している姿も一緒に残せる動画サービスがあるんだって」と、思い出シアターを紹介していただくのも一つの方法です。還暦や古希、結婚記念日などに、ご本人の気持ちを確かめながら、家族からの贈り物として検討することもできます。
もちろん、話したくない思い出まで語る必要はありません。何を残したいか、どんな作品にしたいか。本人の思いも聞きながら、一緒に考える時間から始められるとよいですね。
「いつか」を考えている今、動画という選択肢を
自分史を作るのに、誰にでも当てはまる年齢の正解はありません。節目を迎えたときでも、古い写真を見つけたときでも、家族に伝えたいことが浮かんだときでも。関心を持ったそのときに、どんな残し方があるかを知るところから始めてもよいのだと思います。
「いつか残したい」と思っていた人生や思い出を、今の声と表情で語って残す。思い出シアターが、その一歩を考えるきっかけになれたらうれしく思います。
「自分の話でも作品になるだろうか」「親への贈り物として考えたい」。まだ具体的に決まっていない段階でも、ご相談いただけます。ご自身やご家族ならどんな記録を残したいか、まずはお聞かせいただけませんか。